現代のプログラマが習得しておくべき4つの技術

2014年もプログラマとして成長していくためにいろいろな行動を起こしていく際、自身にとっても初心者のプログラマにとっても身につけておくべきだと思う技術をまとめてみました。

1. Markdown

理系大学生なら、文章を作成するためにLatexのコマンドを利用して文章を整形していきますが、日常的にWeb上で文章を作成するにはLatexは少し面倒です。Markdownを使うことによって、Latexと同等まではいきませんが、整形された文章を作成していくことができます。

学習方法

はてなブログGithubのREADME.mdでもMarkdownが採用されていて、このブログもMarkdownで書いています。日頃からMarkdownでブログを書いたりGithubのREAD.meを書いていたらすぐに覚えられるので、Googleチートシートを探して片手に見ながら練習してみましょう。
また、チームで議事録を作成する場合、GithubWikiに書いていくと議事録が見やすくなる上、Markdownの書き方の勉強にもなるのでおすすめです。

2. Git

チーム開発をする際に、メンバーのプログラムを共有するのによく使用されますが、個人的にも有効に使用できます。ある時点のプログラムに新しくソースを追加したら動かなくなった、という事態はプログラマなら誰もが経験されていると思いますが、Gitで管理しておけば、追加や変更をする前のプログラムに戻すことも可能です。

学習方法

あなたが今作ってるプログラム、本などを読みながら勉強用に作っているプログラムを、今すぐGitにぶち込みましょう。また、チーム開発をしている方なら、無料のGitクラウドサービスを利用してみましょう。現在無料で利用できる主要なGit用のサービスは以下の3つです。

  1. GitHub · Build software better, together.
  2. Enterprise Git Repository Management | Atlassian Stash
  3. Free source code hosting for Git and Mercurial by Bitbucket

3. HTML

文章を書いて多くの人に共有することは、プログラマハッカーにとって非常に大切なことです。HTMLは先述のMarkdownと用法は似ているのですが、自分の伝えたい文章を綺麗に整形して、読者に見やすくする配慮はとても大切です。HTMLでWebページを作って、あなたの考えていることを公開してみましょう。

学習方法

私の場合、初めてHTMLを書いたのが中学生のころで、『はじめてのHTML』みたいな本を見ながらひたすら筋トレや運動方法のまとめページを作成していました。HTMLはMarkdown同様、ひたすら書いて覚えるものだと思いますので、『初めてのHTML』みたいな本を1冊買ってきて、本の内容をそのまま練習してみましょう。最近ではWeb上でHTMLをかきながら学べるサービスも増えてきています。
Code Academyは、私が大学生になって初めての夏休みに、毎日練習していたサイトなのでおすすめします。
Learn to code | Codecademy

4. Shell

UnixLinuxのコマンドを使いこなすことは、開発や学習を効率的に行う上でも重要なってきます。
先述のGitやHTMLを使う際にも、必ずいくつかシェルのコマンドを入力するはずです。そこで、「あれ? こういう時はどんなコマンドを入力したらよかったんだろう?」なんて考えていると、作業効率や学習効率がとても悪くなってしまいます。コンピュータを使っていろんなものを作ったり活用したりするためにも、シェルコマンドはきちんと使いこなせるようになりましょう。

学習方法

これもひたすらコマンドを入力していけば覚えられます。ただし、HTMLやMarkdownと違って視覚的に楽しめる要素が少なく、何かモノが作成できるわけでもないので退屈に感じてしまうかもしれません。私がコマンドを楽しく覚えれたのは、サーバーをセットアップして、ホームページを公開できるようにひたすらコマンドを入力していた時です。プログラムやWebページなどは、最近なら優秀なIDEを利用して、面倒なコマンドを打つ必要もなくなりましたが、Linuxで作るサーバーは昔から変わらずコマンドを腐るほど打たなければなりません。さらに、コマンドを入力していく中で、Linuxのディレクトリ構造やネットワークの仕組みなども自然と学習していけるので、サーバーを自分の手で作っていくことは非常に有効な学習方法だと思います。